デン氏の近場か海外の旅行記

国内外問わず、旅行や登山など様々な「出先での出来事」を綴るブログです。フィルムカメラとGoPro FUSIONを携えます。ノスタルジックな雰囲気が好み。

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どの登山道具を軽量化できる?ウルトラライト登山への道のり

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最近よく耳にするウルトラライト登山。
筆者もできるだけ荷物を軽くするように心がけています。
今回は今所持している装備から
どれくらい軽量化できるか考えていきます。

ウルトラライト登山とは?

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テント泊など登山装備は重くなりがちです。
ウルトラライト登山は荷物を厳選して
極力軽く、身軽に登山する考えです。
荷物が軽くなることで体力が温存され、安全な登山ができるようになる点もメリットとして挙げられます。

登山装備を厳選することも重要ですが、
防寒具やファーストエイドなどの必要な装備は
削らないようにしましょう。


一般的な登山装備重量

ギア

テント

登山装備の中で1番重い装備だと思います。
テントとして軽量なツェルトを使用する方もいますが
今回はテントを持っていくことを想定します。

メーカー 商品 人数 値段 重量
mont-bell ステラリッジテント 1型 1人用 36,500円 1.44㎏
ARAI TENT エアライズ1 1人用 39,000円 1.58㎏
PUROMONTE VL-16 1人用 43,000円 1.40㎏
MOUNTAIN HARDWEAR ゴーストスカイ2 2人用 61,560円 1.58㎏
NEMO TANI 1P 1人用 50,000円 1.10㎏
MSR HUBBA NX 1人用 52,000円 1.29㎏


シュラフ

寝袋です。ダウンと化繊の2種類あります。

ダウン

ダウンのメリットは軽量かつコンパクトで
ウルトラライトに最適な素材です。
デメリットは高価なことと、
水に濡れると保温性がなくなることです。
テントの結露した水で足元が寒くなることもあるようです。

メーカー 商品 リミット温度 値段 重量
mont-bell ダウンハガー900 #3 -2℃ 48,000円 0.52㎏
ISUKA エア 280X 2℃ 28,000円 0.57㎏
NANGA DOWN BAG 350 0℃ 23,500円 0.79㎏


化学繊維

化繊素材のメリット・デメリットはダウンのシュラフと逆です。
低価格で水に濡れても保温性は低下しませんが、
比較的重く、かさ張ります。

メーカー 商品 リミット温度 値段 重量
mont-bell バロウバッグ #3 1℃ 14,500円 1.09㎏
ISUKA アルファライト 500X 0℃ 15,000円 1.02㎏
MOUNTAIN HARDWEAR ラミナZ1℃ 1℃ 23,760円 0.96㎏
LOCUS GEAR Nyx Synthetic Quilt - 28,000円 0.55㎏


スリーピングマット

シュラフの下に敷くクッション性のあるマットです。
これにも蛇腹になっているタイプと空気を入れて膨らませる2種類があります。

クローズド・セル・パッド

折りたたみタイプで昔ながらのマットです。
かさ張りますが軽量なものが多いです。

メーカー 商品 寸法(㎝) 値段 重量
THERMAREST RIDGEREST SOLITE 51×183×1.5 4,800円 0.4㎏
mont-bell フォームパッド180 51×181×1.6 4,900円 0.36㎏
山と道 UL Pad 15 L 50×175×1.0 5,000円 0.13㎏
CAPTAIN STAG キャンプマット 56×182×2.0 1,900円 0.27㎏


エアーパッド

空気を入れて膨らませるタイプです。
快適かつコンパクトで人気ですが、
少し重いのが難点です。

メーカー 商品 寸法(㎝) 値段 重量
THERMAREST ネオエアー 51×183×6.3 28,000円 0.43㎏
mont-bell U.L.エアパッド180 50×180×7.0 9,500円 0.51㎏
ISUKA ピークライトマットレス 180 50×175×2.5 9,000円 0.58㎏
KLYMIT イナーティアXフレーム 45×180×3.8 13,000円 0.26㎏
SEA TO SUMMIT ウルトラライトS.I.マット 51×183×2.5 9,000円 0.52㎏


バックパック

テントなどすべての荷物を入れるバックパックは
忘れがちですが、それ自体の重さがある装備です。
背負いこごちが良いバックパックは
案外重く、2kgを超えるものもよくあります。

メーカー 商品 容量(ℓ) 値段 重量
mont-bell リッジライン パック55 55 27,000円 1.41㎏
GREGORY バルトロ65 65 42,120円 2.49㎏
OSPREY イーサーAG 60 60 31,320円 2.34㎏
Karrimor cougar55-75 55-75 34,020円 2.68㎏
Deuter AIRCONTACT55+10 55-65 30,500円 2.69㎏
Granite Gear CROWN2 60 60 29,000円 1.10㎏
山と道 ONE 50-55 35,000円 0.70㎏


ウエア

レインウェア

レインウェアも軽量なものが多く発売されるようになりました。

メーカー 商品 素材 値段 重量
mont-bell バーサライト ジャケット Gore-Windstopper 14,600円 134ℊ
THE NORTH FACE APEX GTX Trail Hoodie Gore-Tex 42,120円 305ℊ
Mammut Pordoi HS Hooded Jacket DRYtechnology 49,680円 475ℊ
MOUNTAIN HEADWEAR Effusion Jacket DRY Q ACTIVE 25,920円 285ℊ
Norrona bitihorn dry1 dry1 34,560円 220ℊ


防寒着

フリース素材とダウン素材がありますが、
バックパックに入れていくと考えて
ダウン素材を考えます。

メーカー 商品 値段 重量
mont-bell プラズマ1000 25,400円 130ℊ
THE NORTH FACE Thunder Jacket 28,080円 275ℊ
patagonia ウルトラライト ダウン 30,000円 269ℊ
ARCTERYX セリウムSLジャケット 45,360円 200ℊ
ユニクロ ウルトラライトダウン 5,990円 200ℊ



ウルトラライト計画

テント

現在ダンロップのVS-10を使用しています。
1.8㎏くらいある重いテントです。
これを選んだ理由は設置の容易さと
比較的安価に購入できたからです。

テント泊にも少し慣れてきて、
より軽量なテントに変えたいと考えています。
候補は
・NEMO TANI 1P 1.1㎏
・LOCUS GEAR Khufu HB 0.8㎏
です。


シュラフ

現在はmont-bellのバロウバッグ#3を使用しています。
化繊にした理由は結露の影響を受けないことです。
シュラフカバーを付けたダウンシュラフと
重量的には変わらないと考えたからです。
筆者は身長が185㎝なのでテントとシュラフが
直接触れ合って濡れてしまう可能性があります。

そのためより軽量な化繊シュラフに変えたいです。
LOCUS GEAR Nyx Synthetic Quilt 0.55㎏
これが候補です。


スリーピングマット

現在はCAPTAIN STAG キャンプマット 0.27㎏を
使用しています。
コスパ最強ですが、より軽量化を目指すなら
山と道のUL Pad 15 L 0.13㎏に変えます。


バックパック

現在はGranite Gear CROWN2 60 1.10㎏を
使用しています。
かなり気に入っていますが、より軽量化を目指すなら
山と道のONE 0.70㎏に変えます。


レインウェア

現在はMOUNTAIN HARDWEARの
Cohesion Jacket 463ℊを使用しています。
候補はNorrona bitihorn dry1 220ℊです。



どれくらい軽量化できるのか?

前章の候補に変える場合を考えます。
すると、トータルで
2,031ℊも軽量できる計算になります。


まとめ

ウルトラライト登山への道のりを考えてきました。
考えればまだまだ軽量化できる物はありそうです。
ただ価格と相談しなくてはなりませんね...